世界で評価が高まっている日本のカレーが、ついに第一位を獲得しました!今回は、そんな日本のカレーが世界で愛される理由についてご紹介。
世界中の料理を抑えて、日本のカレーがトップに!
ヨーロッパの体験型旅行サイト「Taste Atlas」が登録している旅行者・料理評論家を対象としたアンケート結果をまとめた、「2022版世界一の伝統食ランキング」を発表。なんとその中で、肉料理、中華料理、パスタやピザなどを抑えてトップの座に輝いたのが日本の「カレー」ということで先日話題になりました。ご存知でしたか?
そもそも日本のカレーの発祥は?
みなさん、カレーライスの発祥はどこかご存知ですか?
カレーそのものは、インドで生まれた料理ですが、日本で昔から一般的に食べられている、とろみがありご飯にかけて食べるスタイルのカレーの発祥はイギリスと言われています。
イギリス式カレーの特徴として、小麦粉でとろみをつける点が挙げられます。その後、日本で鶏がらや肉、野菜などに由来する「旨味」が加えられ、日本独自の「欧風カレー」が生まれたそうです。
そんな日本のカレーが現在世界中の人々から愛される理由はどんなのものでしょうか?
日本のカレーの魅了とは?
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独自の進化とマイルドな味わい
日本のカレーは、もともとインドや中東のカレーがルーツですが、その後、日本独自の進化を遂げました。日本人の味覚に合わせて調整され、小麦粉やルーを使うため、辛さは控えめで、甘く、濃厚です。このマイルドな味わいが、世界中の人々に愛される理由のひとつのようです。
世界で販売されている日本のカレールーは「辛口」よりも「甘口」が人気とのこと。 -
好みに合わせたカスタマイズが可能
日本のカレーは、ルーの濃さや辛さ、具材の種類を自由に選ぶことができるお店も多いですよね。これにより、個々の好みに合わせたカスタマイズが可能であり、幅広い人々に愛される秘訣となっています。
お客様のニーズやシェフの探究心により、様々なスタイルが次々と生み出される日本のカレー文化に海外の方も興味をそそられるのかもしれません。
先述の通り、日本のカレーのルーツはイギリスですが、現在イギリスでは日本の「カツカレー」逆輸入され大人気となっているそうです。嬉しいですね! -
ヘルシー志向にも対応
日本のカレーは、野菜を豊富に使用したヘルシーなレシピも多く存在します。健康を意識する人々にも支持される要素として、世界的な評価を受けています。野菜の栄養が豊富に摂れることから、ヘルシー志向の方にも受け入れらているのもポイントのようです。
まとめ
日本のカレーが世界で愛される理由は、独自の進化や好みに合わせたカスタマイズの自由、ヘルシー志向への対応、手軽さ、親しみやすい味わいと食べやすさなど、さまざまな要素が組み合わさった結果です。
世界中の人々にとって特別な料理として、これからも多くの愛される存在であり続けて欲しいですね!
普段から食べていると、なかなかその素晴らしさに気づきにくいものですが、日本で食べられるカレーの魅力に改めて気付かされましたね!