「カレーうどんの得正」と「上等カレー」はそれぞれ独自の魅力を持つ関西を代表する人気店ですが、実は意外な関係があることをご存知でしょうか?
そこで、今回はその特徴や関係についてお伝えしたいと思います!
上等カレー
まず、「上等カレー」とは、大阪、東京を中心に多くのファンに愛されているカレーブランドです。
その名の通り、上質な国産素材と丁寧に作られたスパイスの調和が特徴で、深いコクと後を追うキレのあるスパイスは一口食べればクセになる味わい。
フルーティーな甘みと牛脂のコクの絶妙なコントラストが人気の大阪ご当地の「あまからカレー」です。
全国に50店舗近く展開するチェーン店ですが、メニューは店主が決めることができるので、店主のこだわりやお客様のニーズにお声を反映した店舗独自のメニューが楽しめるのも特徴。
家庭的な雰囲気のお店が多く、どこか懐かしさを感じる味を楽しめる地域に根差した人気店です。
得正カレーうどん
一方、「カレーうどんの得正」は、阪神を中心に展開するローカルチェーン店です。「カレーうどんも美味しいうどん屋さん」ではなく、「カレーうどんがメインのカレーうどん専門店」です。
手打ちにこだわった麺のルーツは讃岐うどん。しかし、小麦粉と塩に「得正特製の粉」を配合することにより、讃岐うどんのようなコシの強さはそのままに、より噛み応えのある弾力性を生み出しています。
また、カレールーがしっかりと麺に絡むように、やや平打ちにしているのも特徴。
得正のカレーうどんは、このこだわりの麺からスタートしました。
薄味、あっさり味のダシではこのうどんの美味しさを最大限活かせないと考えたオーナーが考えついたのがカレーとの組み合わせ。個性あふれる2つの食材が見事に調和する事で、得正カレーうどんが誕生しました。
上等カレーと得正の関係とは?
ここで気になるのが、この二つのカレーブランドの関係ですが、実は「上等カレー」と「カレーうどんの得正」は同じグループが展開するブランドなのです。
ご存知でしたか?
それぞれのブランドがそれぞれの料理に対して、こだわりと愛情を注いでおり、その結果、どちらのブランドも多くのファンに支持されています。
さらに、「上等カレーのルー」と、「得正のカレーうどん出汁」はベースは同じものを使用しているという事はご存知でしたか?
同じベースに玉ねぎや牛肉を混ぜてじっくり煮込んだものが上等カレーのルーとして使われています。
どちらも同じベースを使いながらも、それぞれが専門店として多くのファンに愛されるブランドとして成長してきました。
どちらか一方を食べた事のある方は、ぜひもう一つのお店の味も確かめてみて下さい。
きっと新しい素敵な出会いになると思います。